一番治療の回数が長く感じる歯の根の神経の治療の事だと思います。
当院では、歯の神経を殺す薬剤、一般的にはホルマリンと呼ばれる物は、身体全体にも強い毒性を及ぼす為、当院では最小限しか使用していません。ずっと痛みが続いているのなら別ですが、欧米では、この歯の根の治療に数十万かかります。
日本では、どうでしょうか?歯の根は、家で言うと基礎の部分です。基礎がしっかりしていないといくら良い建物を建てても崩れてしまいます。
歯でも同じことが言えます。根の治療を、重要視していますので、なるべく身体に毒性のある薬剤は避け、多少長くかかっても安全で安心な医療を提供したい、と考えています。
よくある質問
FAQ
よくあるご質問
当院に多く寄せられるご質問にQ&A 形式でお答えしています。
こちらに掲載されていないご質問はお手数ですが、受付までお問い合わせください。
子供のフッ素塗布はしていますか?
当院では、なるべく身体に優しい負担の少ない治療を心掛けていますので、あえて推奨していません。
天然由来ではないフッ素(フッ化ナトリウム)は、少し化学式が違うとあまり良い物は連想されません。賛否両論ありますが、インターネット情報などで自己判断して下さい。フッ素塗布して虫歯にならなければ良いですが、実際はいかがでしょうか。それよりも、虫歯になり易いお子様の呼吸習慣や保護者の方の仕上げ磨きやフロス等が重要と考えています。
当院では、6才臼歯までは保護者の責任、12歳臼歯からはお子様の責任と指導させて頂いて、小学校6年生位までは、保護者の方に積極的にお子様の口腔内ケアに携わって頂いています。
金属の歯の詰め物や冠は、身体に悪いので除去した方が良いですか?
白い歯にしたい。という審美的な要求は別として、標準(保険)診療で治療した方全てに金属が悪影響を及ぼす訳ではありません。例えば、アスベストの工場に従事している方全てが病気になる訳ではありません。
健康な人にとっては大したストレスにならない事が、身体の不調や癌や難病の方にとっては病気を治す為の大きなストレス、足かせになる可能性がある、と考えています。
ボーンキャビティ(病的空洞)ってなんですか?
通常の歯科医院で歯を抜く際には、血管収縮薬入りの麻酔薬を使用し、レントゲン写真で問題が無ければ抜いた後の顎骨(抜歯窩)をあまり積極的に掃除(掻爬)しません。逆にその事が後々、顎骨(抜歯窩)にレントゲン写真で問題が無いように見えても、実際には血行不良を生じ、腐骨などの病的空洞が出来て、経路的に流れが悪くなり、身体に不調を来たす可能性があります。例えるなら女性が出産後、後産の処理をしっかりするのと同じで、歯を抜いたら歯の根を支えていた歯根膜など必要のない組織がそのまま残ってしまうと変性し腐骨になってしまう可能性があります。その観点から当院では、注意しながら他院よりも時間をかけ、血管収縮薬無しの麻酔薬を使用し、清掃(掻爬)は具体的には骨を削る様な作業ですので、少し骨を余計に削られたと感じるかもしれませんが、上記の様に、歯だけではなく全身との関係性を考慮する観点からですのでご理解ください。
妊娠中や授乳中でも麻酔は大丈夫ですか?
通常の歯科医院では、血管収縮薬含有の麻酔系を多用されていますが、当院では通常より、身体にストレスのかかりやすい血管収縮薬の入っていない局所麻酔薬を使用していて一般的にお口の中だけに限局されていて赤ちゃんには影響がないと言われていますので、ご安心ください。